菊池雄星、6回3失点でメジャー初勝利の権利持ち降板も…また救援打たれ消滅

ロイヤルズ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
ロイヤルズ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

2被弾も味方打線が効果的に得点、リードを持ったまま降板も…

■ロイヤルズ – マリナーズ(日本時間11日・カンザスシティ)

 マリナーズの菊池雄星投手が10日(日本時間11日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発。今季初の中4日での登板で6回を投げ、5安打3失点。2点リードで勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が打たれてメジャー初白星はまたも消滅した。

 菊池は味方打線に点を取ってもらっても、すぐに失点するケースが続いた。初回にマリナーズは4番・エンカーナシオンのタイムリーで先制。しかし、菊池がロイヤルズの3番・モンデシーの安打と盗塁から、4番・ソレールに同点打となる左前安打を浴び、失点した。

 2回にはロイヤルズ・ドジャーにソロを被弾。1点を勝ち越されるも、3回にエンカーナシオン、ボーゲルバックの犠飛でマリナーズは2点を奪い、逆転。しかし、その裏、菊池がソレールにソロを浴びてしまい、再び同点を許した。

 それでもこの日のマリナーズ打線は、菊池を援護。4回にも満塁からスミスの2点適時打で勝ち越し。菊池はその裏、ようやくこの試合初めての3者凡退でロイヤルズ打線を仕留めると、5回、6回もテンポよく3人で仕留めるなど、本来の持ち味を出した。

 中4日の菊池は6回80球でお役御免に。しかし、降板後の7回に登板した2番手フェスタは、2死二塁からゴアに適時三塁打を浴びると、メリフィールドには三塁線へのバントヒットでタイムリーを許して同点。リードを守れず、菊池は3試合連続で勝利投手の権利を持って降板しながら、いずれもメジャー初白星は消滅する形となった。

(Full-Count編集部)

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