前田健太、6回途中5安打5失点でリード許して降板 開幕3戦3勝はならず

カージナルス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】
カージナルス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】

スライダーを駆使し5奪三振と粘りのピッチングも、6回に崩れ降板

■カージナルス – ドジャース(日本時間11日・セントルイス)

 ドジャースの前田健太投手が10日(日本時間11日)、敵地でのカージナルス戦で今季3度目の先発。5回1/3を投げ、7安打5奪三振1四球5失点、4点ビハインドでマウンドを降りた。

 初回は、カーペンターを中飛、ゴールドシュミット、デヨングを連続三振の立ち上がり。スライダーを低めに集め、上手くバットを振らせた。2回先頭のオズナに二塁打を許すと、三盗で無死三塁のピンチ。続くモリーナの三ゴロの間に失点したが、ファウラー、ウォンは再び連続三振に切った。3回も四球と送りバントで1死二塁のピンチになるが、カーペンターを一直、ゴールドシュミットを一ゴロで凌いだ。

 4回はデヨング、オズナに連続ヒット。走塁ミスもあり2死三塁となるも、ファウラーの右前打で2失点目を許した。5回は三ゴロ、遊ゴロ、左飛とテンポよく3者凡退。6回はデヨングの三塁打、モリーナの2ラン本塁打で3点を追加され、マウンドを降りた。

 打線は、昨季新人王投票5位のカージナルス若手右腕ジャック・フラハティの前に沈黙。3回無死一塁で前田がバント失敗するなどチャンスを作れず、ピーダーソンのソロ本塁打のみ。前田は4点のリードを許したままマウンドを降り、開幕3戦3勝はならなかった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY