オリ、楽天、DeNAが大幅増、全体では昨年比2.9%増 序盤戦のNPB観客動員数

楽天は14日に本拠地で過去最多の2万7503人を記録

 楽天は14日に楽天生命パークとして過去最多の2万7503人を記録。全日2万5000人超えで、前年比13.6%増。DeNAは今季から横浜スタジアムの改修によってウィング席(3500席)が増設されたことで、11.25%増加。これまではキャパの関係で3万人を超えることはなかったが、今季はすべて3.1万人超えとなっている。

 ソフトバンクは今季増席されたことで、昨季は無かった4万人超えが2試合。出足好調で8.34%増。巨人、阪神、広島、中日が微増。日本ハムは12日のロッテ戦が2万人割れなどやや不調で5.24%減となった。

 西武は昨年観客数が急増したが、今年は平日の観客動員が伸びず11.6%減。ヤクルトは首位を走っているが、神宮球場の開幕シリーズが、2018年(広島戦)が8.78万人だったのに対し、2019年(DeNA戦)は6.46万人と振るわず、これが響いて12.18%減。

 ただし試合消化数は全試合の10%程度、今後、大きく数字が動くと考えられる。

セ・リーグ44試合149万4116人
平均3万3957人/3万4084人-0.37%

パ・リーグ43試合120万364人
平均2万7915人/2万5625人+8.94%

合計87試合269万4480人
平均3万971人/3万97人+2.90%

 全体的には平均観客は2.9%増、このままいけば史上最多の2558万人を記録した2018年を上回ることが期待される。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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