ロッテ・レアード、15試合8発と量産 “寿司スポンサー”登場も待ちわびる!?

16日のソフトバンク戦で満塁ホームランを放ったロッテのブランドン・レア―ド【画像:(C)PLM】
16日のソフトバンク戦で満塁ホームランを放ったロッテのブランドン・レア―ド【画像:(C)PLM】

涌井を援護する満塁弾「打者有利なカウントに持ち込むのが大切なこと」

■ロッテ 6-0 ソフトバンク(16日・ZOZOマリン)

 5試合ぶりの幕張寿司開店だ。16日の本拠地ソフトバンク戦。1-0とロッテ1点リードで迎えた3回。2死二塁から中村奨、角中が連続四球を選び、2死満塁で5番・レアードが打席に入った。

「涌井投手も頑張っていたので、なんとか得点してあげたい」

 2ボールから真ん中へ甘く入ってきた変化球をとらえると、打球はバックスクリーン左へ飛び込む第8号満塁本塁打に。序盤で涌井に大量の援護点をプレゼントした。

 コースが甘くなったとはいえ、第1打席に三振を喫したボールと同じ変化球をとらえたレアード。「ボール球に手を出さないで我慢して、打者有利なカウントに持ち込むのが大切なことだと思います。今日はそれがしっかりとできた。2ボールといいカウントを作れたので、それがホームランにつながったと思います」。低めの変化球をしっかり見極め、「打者有利なカウント」に持ち込み、会心の一発を放った。

 お立ち台では、涌井に「新加入のスシボーイが満塁ホームランを打ってくれたので」と、その活躍を称えられた。「スシボーイ」にあやかって、ZOZOマリン右翼フェンスの空いている広告スペースに寿司業界からの広告を募集したばかりだが「ニュースになったばかりでホームランが打てた。本当にスポンサーになってくれるところがあれば嬉しいね」と、レアードもスポンサーの登場を待ちわびる。

 15試合で8本塁打。1試合平均0.533本塁打は年間76本ペースだが、日本球界5年目のスシボーイはこのまま“本塁打三昧”を続けられるか。そして、新規寿司業界スポンサーを獲得し、チームの経済面にも貢献するのか。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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