前田健太がメジャー通算40勝 敵軍主砲称賛「我々の一歩先を行っていた」

レッズ戦で白星を挙げたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
レッズ戦で白星を挙げたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

本拠地レッズ戦で7回途中1失点で今季3勝目 ボット「投球スタイルをかなり改善したようだ」

■ドジャース 6-1 レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャースの前田健太投手は16日(日本時間17日)、本拠地レッズ戦で今季4度目の先発マウンドに上がり、6回2/3を4安打1失点5奪三振3四球で今季3勝目(1敗)を挙げた。メジャー通算40勝を飾ったが「目指すべき数字じゃないので。もっともっと積み上げていきたい」と語った。

 初回を3者凡退で切り抜ける好スタート。4点リードの3回にはボットに適時二塁打を浴び1点を失ったが、その後は打たせて取る投球で得点を許さなかった。メジャー4年目のシーズンで通算40勝に到達。前田は「勝ちは自分の力だけじゃなくチームの力のおかげで勝たせてもらっている。40勝を積み上げるのは大変なので、たくさん勝たせてもらっているのは自分にとって自信になる数字。もっともっと積み上げていきたい」と、チームに感謝した。

 敵軍主砲も31歳右腕の投球に目を細めた。10年ナ・リーグMVPのボットは11年ぶりに1番スタメン。前田に対しては初回先頭で空振り三振に倒れたが、3回1死二塁では右翼線適時二塁打。5回1死では遊飛で3打数1安打1打点だった。試合後はこう称賛したという。

「彼は投球スタイルをかなり改善したようだね。チェンジアップも改良されている。彼は我々のバランスを崩し続けていた。そして彼は我々の一歩先を行っていたようだった」

 ボットは前田に対して通算8打数3安打の打率.375、1本塁打、3打点を記録しているが、進化を感じていたようだった。ここまで3勝1敗、防御率3.80と状態のいい右腕。次回登板も楽しみだ。

(Full-Count編集部=AP)

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