菊池雄星“6度目の正直”なるか? メジャー初勝利かけて21日に先発「立ち上がりが大事」

敵地で練習を行ったマリナーズ・菊池雄星【写真:盆子原浩二 】
敵地で練習を行ったマリナーズ・菊池雄星【写真:盆子原浩二 】

移籍後5試合に先発して0勝1敗、防御率4.23と未だ白星のない菊池

 マリナーズの菊池雄星投手がメジャー初勝利をかけて、6度目の先発マウンドに上がる。20日(日本時間21日)の敵地エンゼルス戦で先発する左腕はこの日、敵地のブルペンで13球の投球練習を行った。

 ここまでメジャー5試合に先発し0勝1敗、防御率4.23とメジャー初勝利が遠い菊池。6度目の先発登板に向けて「相手もそうですけど、ここ3、4試合は立ち上がりが大事になってきている。そこがスムーズに行ければ、大丈夫だと思う」と、立ち上がりをポイントに挙げた。

 日本での中6日での登板と違い、中4日での先発となっている菊池。登板間隔の違いにも「最初はもう4日からというところもありましたけど、もう慣れましたね」と徐々に適応できている様子。この登板間では、2日前のブルペンで体の張りが残っていると感じると、球数を抑えて、前日にもブルペン入りし、調整法も臨機応変に行なっている。

「手探りのままやるのは良くないので、最初から飛ばせるようにいいバランスで投げたい」と語る雄星。“6度目の正直”となるか。今度こそ、メジャー初勝利に手が届くだろうか。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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