中日1075日ぶりの首位逃す、阪神が広島と同率最下位に…20日のセ・リーグは?

中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】
中日・与田剛監督【写真:荒川祐史】

ヤクルトは川端1000安打&五十嵐トップタイ3勝目、DeNA筒香は2打席連発

 セ・リーグは20日、各地で3試合が行われ広島、巨人、ヤクルトがそれぞれ勝利。中日は1075日ぶりの首位浮上を逃し、阪神は広島と同率最下位に転落した。

 広島は本拠地マツダスタジアムでDeNAと対戦し、9-2で快勝した。4回に田中広、菊池涼、バティスタの3連続適時打などで一挙6点を奪うと、先発の床田が7回1失点の好投で3勝目。ただ、8回には代打の松山が頭部に死球を受けるアクシデントがあった。DeNAは先発の井納が4回7失点でノックアウト。打線も筒香の2打席連続ソロの2点だけに留まった。

 巨人は敵地・甲子園で阪神と戦い、2-0で完封勝利。2回にスタメン抜擢された石川の2ランで先制すると、先発のヤングマンが8回3安打無失点の好投。9回はクックが1安打を浴びながらも3人で締め、助っ人2人の完封リレーとなった。平成最後の「伝統の一戦」の勝ち越しを決め、開幕からの阪神戦の連勝を「5」に伸ばした。阪神は先発の岩貞が7回2失点と好投も、打線の援護なく敗れ、広島と同率の最下位に転落した。

 ヤクルトは敵地ナゴヤドームで中日に勝利。先発の石川が5回1失点と試合を作ったが、救援の梅野、近藤がリードを守れず、8回に同点に。しかし、9回2死満塁で雄平が決勝の2点適時打を放った。川端が6回に代打でタイムリーを放ち、通算1000安打を達成。同点の8回2死満塁で登板し、福田を空振り三振に仕留めた五十嵐は1/3を無失点で救援ながらリーグトップタイの3勝目を挙げた。中日は勝てば1075日ぶりの首位だったが、鈴木博が同点の9回に四球から崩れ、2点を勝ち越された。連勝は3でストップした。

【動画】首位ヤクルトが中日との接戦を制し首位キープ 5番手の五十嵐がハーラートップタイの3勝目!

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