ロッテ井口監督、今季最長5時間21分の引き分けにも反省「ポイントポイントでミスが…」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

8回に唐川がまさかの乱調も直後に鈴木の同点弾「勝ちたい試合だった」

■ロッテ 9-9 西武(23日・ZOZOマリン)

 ロッテは23日、同率4位に並ぶ西武と対戦。今季両リーグ最長5時間21分の死闘は9-9で延長12回引き分けに終わった。

 序盤から激しい点の取り合いに。一時3点リードを奪ったが、昨年8月31日から20試合連続無失点中だった唐川が大乱調。8回から救援し、先頭の中村に3号ソロを許すと、四球や失策が絡んで4失点。逆転を許した。8回2死から鈴木が4番手左腕・小川から右越え2号ソロで同点に追いついたが、9回以降は決め手に欠いた。延長12回に荻野のこの日5本目となる安打などで1死一、二塁のサヨナラ機を作ったがものの、最後は清田が併殺打に終わり、痛み分けとなった。

 今季、両リーグ最長の5時間21分を戦い終えた井口監督は「追い越し、追い越され、追いつきね。ほぼ全員使って、なんとか引き分けに終わりましたけど、ポイントポイントでミスがあった。そういうところはしっかりやっていかないと。この試合は勝ちたい試合だった」と振り返った。起死回生の同点弾を放った鈴木については「いいところで打ってくれた」と称えた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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