阪神・才木が6回途中1失点の力投で今季初登板初勝利 DeNAは7連敗

阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】
阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】

2軍監督時代から指導を受ける矢野監督に白星届ける

■阪神 3-1 DeNA(24日・横浜)

 昨季6勝を挙げ、今季の飛躍が期待される阪神の才木浩人投手が24日の横浜DeNA戦(横浜)で今季初登板初先発。強力打線を6回途中5安打1失点で、今季初勝利を挙げた。前日(23日)の青柳に続き、先発投手陣が奮起。才木は2軍監督時代から指導を受けていた矢野監督の期待に応えた。

 才木は昨年中盤からローテーションを担ったが、今年は開幕2軍スタート。それでもしっかりと自身の課題をひとつずつクリアし、16日のウエスタンリーグ・中日戦では8回無失点の好投。その頃、崩れ始めた1軍先発ローテの救世主になるべく、今季初先発の座が回ってきた。

 序盤から150キロの直球、110キロ台のカーブなど緩急を使ったピッチングでDeNA打線を封じていった。初回は150キロの直球で好調の神里にヒットを浴びたが、2番のソトの時に、梅野が神里の盗塁を阻止。才木はソトを152キロの直球で空振り三振に仕留め、リズムに乗った。

 すると3回に味方打線が援護。2死から近本、糸原の連続ヒットで一、二塁のチャンスを作ると、糸井がうまくボールをバットに乗せて中前適時打で先制。6回には大山、福留の安打からチャンスが生まれると、梅野の二ゴロの間に1点を加えた。
 
 2点のリードをもらった才木はその裏、1死二塁からソトに左翼前にポトリと落ちる適時打を浴びて失点。ロペスにもヒットを浴び、3連打を浴びたところで降板した。ピンチを招いたが、2番手の左腕・島本が筒香、宮崎を仕留める好投で後続を断った。

 その後も能見、ジョンソンとリリーフが好投。9回には代打・陽川の貴重なダメ押しソロが飛び出した。最後はドリスが締めた。

 DeNAはルーキー大貫が6回2失点の粘投も、打線が抑え込まれ、7連敗となった。

(Full-Count編集部)

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