田中将大、チームの連勝「6」で止め反省 「勢いを削いでしまうような投球」

敵地でのエンゼルス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
敵地でのエンゼルス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

4点リードの5回に突如崩れ、2ラン2本を浴び同点に追い付かれる

■エンゼルス 11-5 ヤンキース(日本時間26日・アナハイム)

 ヤンキースの田中将大投手は25日(日本時間26日)、敵地でのエンゼルス戦に先発。2ラン2本を浴びるなど5回2/3、6安打6失点で今季2敗目を喫した。チームは5-11で敗れ連勝は6でストップした。試合後は「チームの勢いを削いでしまうような投球になってしまった」と反省を口にした。

 4回まで2安打無失点と好投を見せていたが5回に突如崩れた。先頭のルクロイに中前打を浴び出塁を許すと、続くラステラには右中間へ2ランを被弾。さらに1死一塁からカルフーンには右翼席へ運ばれこの回一挙4点を失い同点に。

 さらに6回は2つの四球を許し2死一、二塁のピンチを招いて降板。その後、2番手の右腕ホルダーがフレッチャーに2点タイムリーを浴び勝ち越しを許し田中の失点は6となり敗戦投手となった。

 田中は試合後に「序盤は良い感じで抑えられていたと思いますが」と手応えを感じつつも、5回は甘く入ったボールを痛打され2被弾を浴び「何より点差が開いた直後にああいう形になってしまって。チームの勢いを削いでしまうような投球になってしまった」と反省を口にした。

 田中の降板後も救援陣が乱調し5-11でチームは大敗。連勝も「6」で止まり「(大量失点した)あの後のゲーム展開につながっていった。悔しい登板になった」と敗戦の責任を背負い込んでいた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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