田中将大、今季最悪6失点2敗目 NYメディア敗因分析「空振り1つ奪っただけ」

敵地でのエンゼルス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
敵地でのエンゼルス戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

敵地エンゼルス戦で先発し、2被弾するなど今季ワースト6失点

■エンゼルス 11-5 ヤンキース(日本時間26日・アナハイム)

 ヤンキースの田中将大投手は25日(日本時間26日)、敵地エンゼルス戦に先発。5回2/3で2被弾するなど今季ワースト6失点。今季2敗目(2勝)を喫した。チームの連勝を6で止めてしまった右腕の投球を、NYメディアは厳しい論調で伝えている。

 田中は4回まで無失点に抑えていたが、5回にラステラ、カルフーンにそれぞれ2ランを浴びて4失点。6回は2四球で走者をためたところで交代となり、その後にチームは2失点した。MLB公式サイトが着目したのは空振りを取った球の少なさだ。「タナカは空振りを1つ奪っただけ。これはヤンキースでの計143試合の先発登板(ポストシーズンを含む)で最も少ない。これまでで最も少なかったのは15年9月30日、17年6月6日の3つだった」と伝えた。

 
「お粗末なヤンキースはエンゼルスをスイープできず」との見出しで報じたのは、地元紙「ニューズ・デイ」だ。「タナカにはキレがなく、5回裏に2ラン本塁打を2本打たれ、ヤンキースは4点リードを失った。加えて、ゲイリー・サンチェスの酷い守備とお粗末なブルペンのパフォーマンスが負担となった。タナカは89球中で空振りが1つだけ」と敗因を分析している。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「5回までに4点リードし、マサヒロ・タナカが無失点に抑え、お粗末なエンゼルスに勝てるように思われた。しかし、タナカは5回に2ラン本塁打を2本打たれた。過去3回の登板で2勝0敗、防御率0.89としていた球場で、5回2/3で6安打6失点とした」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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