新人王アクーニャ、驚異の身体能力で本塁打“強奪”…ならず ファン「泣きそう」

本塁打“強奪”に失敗したブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:Getty Images】
本塁打“強奪”に失敗したブレーブスのロナルド・アクーニャJr.【写真:Getty Images】

「Cut4」が動画を公開「もう少しのところでこのホームランを奪えた」

■ロッキーズ 8-4 ブレーブス(日本時間27日・アトランタ)

 昨季ナ・リーグ新人王に輝いたロナルド・アクーニャJr.外野手が26日(日本時間27日)の本拠地ロッキーズ戦で本塁打“強奪”を成功させたかに見えたが……まさかの結果に終わった。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が映像を公開すると、ブレーブスファンは「泣きそう」と嘆いた。

 ブレーブス1点リードで迎えた4回だった。ロッキーズのストーリーがバットを振り抜くと、打球はレフトに高々と上がった。アクーニャはゆっくりと打球を追うと、タイミングを合わせてジャンプ。驚異的な跳躍力でフェンスに手をかけて、グラブにボールを収めた。

 ホームラン“強奪“の超ファインプレーかと思ったが……上半身がほぼフェンスから越える形となっていたアクーニャJr.のグラブからボールがポロリ。そのままフェンスに覆いかぶさるような姿勢で悔しがった。

 非凡なところを見せたものの、結果は伴わず。「Cut4」が「ロナルド・アクーニャはもう少しのところでこのホームランを奪えた」と動画を投稿すると、ファンからは「わかったよ。でも彼はキャッチできなかった。なのになぜ投稿したの?」「ロッキーズのファンとしてこの投稿は楽しむ」「泣きそう」「オーノーーー」「今季、あのグラブで彼が3回ボールを落とすのを見た。ローリングスは彼に新しいグラブを与えるべきだ」などとコメントが付いた。

 この日、ブルワーズのロレンゾ・ケインが驚愕のホームランキャッチを披露していただけに「ロレンゾ・ケインはキャッチしただろう」といった声も……。守備でのスーパープレーはならなかったが、昨季、ア・リーグの大谷翔平投手とともに新人王に輝いた21歳は今季も打率.289、16打点、6本塁打、OPS(出塁率+長打率).941と打撃で好成績をマークしている。

【動画】アクーニャが驚異的な跳躍力でフェンスオーバーの打球をキャッチも…グラブからポロリ、ファンが「泣きそう」になったプレー

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