鷹・甲斐、平成最後の「甲斐キャノン」は「移動式」!? 動画が2万回再生と話題

ソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】

パ・リーグTVが公式ツイッターで動画を公開「移動式甲斐キャノン」

■ソフトバンク 9-6 日本ハム(29日・札幌ドーム)

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手が、29日の敵地・日本ハム戦で5打数3安打4打点と大暴れした。この日は盗塁を阻止する場面はなかったものの、暴投からの失点危機で本塁に鋭いボールを送り、二塁走者の生還を阻止。パ・リーグTVは公式ツイッターで「移動式甲斐キャノン」と動画を公開している。

 1点リードの8回、ソフトバンクのマウンドには開幕から11試合連続無失点のルーキー記録を打ち立てたドラ1甲斐野が上がった。しかし、先頭の渡辺に死球。平沼に犠打を決められ、1死二塁とされる。中島卓は空振り三振に仕留め、打席に代打・横尾を迎えた。

 2ストライクからの4球目は、ワンバウンドのスライダーに。しかし、甲斐は止めきれず、ボールは三塁ベンチ方向に大きく弾んだ。すると、自らの“ミス”をカバーするべくボールへ猛ダッシュ。二塁走者の渡辺が一気に三塁を回ると、スライディングでボールを掴んだ甲斐はすぐに立ち上がり、ベースカバーに入った甲斐野に素早く送球した。

 正確なボールを受けた甲斐野が渡辺にキャッチしてアウト。記録をさらに更新する12試合連続無失点とした。実況も思わず「ここで甲斐キャノン」とポツリ。パ・リーグTV公式ツイッターはこの動画を投稿し、「平成最後の甲斐キャノンは移動式でした」として、ハッシュタグで「#移動式甲斐キャノン」と添えた。動画はあっという間に2万回再生を超えるなど話題となっている。

 ソフトバンクは9回に上林の2ランが飛び出し、9-6で勝利。渡辺の生還を許せば流れが変わっていただけに、大きなプレーとなった。

【動画】平成最後の「甲斐キャノン」は… パ・リーグTVが公開した「移動式甲斐キャノン」誕生の瞬間

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