前田健太、日本人9人目のメジャー通算500奪三振を達成 ピンチ脱出で雄叫び

ジャイアンツ戦に先発するドジャース・前田健太【写真:AP】
ジャイアンツ戦に先発するドジャース・前田健太【写真:AP】

通算497奪三振で今季6度目先発、5回にベルトから3つ目の三振奪い大台到達

■ジャイアンツ – ドジャース(日本時間30日・サンフランシスコ)

 ドジャースの前田健太投手は29日(日本時間30日)、敵地ジャイアンツ戦で今季6度目の先発マウンドに上がり、日本人投手として9人目のメジャー通算500奪三振を達成した。前田は日本では通算1233奪三振を記録している。

 通算497奪三振でこの試合に臨んだ前田は初回、先頭のパニックにバント安打を許すも、続くソラルテを93マイル(約150キロ)の直球で空振り三振。ベルトにも左前打を浴びたが、ポージーは右飛、サンドバルは左飛に仕留めた。

 2回は先頭クロフォードを四球。ピラーには右前打を許すも、右翼ベリンジャーが三塁を狙ったクロフォードを刺してアウト。パーラを中直に仕留めると、ピッチャーのサマージャを93マイルの直球で空振り三振に仕留めた。

 3回は先頭ポージーを右直、サンドバルを三直で2アウト。クロフォードには中前打を許したものの、ピラーは左飛に打ち取った。5回は先頭パーラを遊ゴロも代打オースティンはシフトの間を抜ける右前打。しかし、ソラルテはマンシーの美技で一直。さらに、ベルトはフルカウントからチェンジアップで空振り三振。メジャー通算500個目の三振でピンチを切り抜け、雄叫びを上げた。

 前田は2016年にドジャースに加入し、今季がメジャー4年目。これが106試合目(先発83試合目)の登板で、468イニング目での大台到達となった。日本人のメジャー通算奪三振数10傑は以下の通り。

1 野茂英雄 1918奪三振
2 ダルビッシュ有 1103奪三振
3 黒田博樹 986奪三振
4 田中将大 828奪三振
5 松坂大輔 720奪三振
6 岩隈久志 714奪三振
7 大家友和 590奪三振
8 上原浩治 572奪三振
9 前田健太 500奪三振
10 長谷川滋利 447奪三振
10 吉井理人 447奪三振

(Full-Count編集部)

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