ヤクルトが平成を3連勝締め、救援の五十嵐がセ単独トップ5勝目 DeNAは連勝ならず

ヤクルト・五十嵐亮太【写真:荒川祐史】
ヤクルト・五十嵐亮太【写真:荒川祐史】

ヤクルト荒木は3戦連続勝利打点、首位巨人と0.5差で「令和」へ

■ヤクルト 9-8 DeNA(30日・横浜)

 ヤクルトは30日、敵地DeNA戦に9-8で勝利し、3連勝を飾った。9回に登板し、1回無失点に抑えた五十嵐が2日連続の白星で、救援ながらリーグ単独トップに立つ5勝目。ヤクルトは平成最後の一戦を白星で飾り、首位巨人に0.5ゲーム差に迫って「令和」を迎えることになった。

 ヤクルトは2回に村上、先発・原のタイムリーで2点を先制すると、3回はバレンティンのタイムリー、中村の3ランで4点を追加。さらに、4回はバレンティンが2打席連続タイムリーを放ち、7-0と大きくリードを広げた。

 しかし、原は4回にソト、筒香に2者連続弾を浴びて3失点。5回は先頭・嶺井のスリーベースから乙坂のタイムリーで3点差とされ、ソトにも2点タイムリーを浴びて1点差に。さらに、ロペスに2ランを浴び、ついに試合をひっくり返された。

 ところが、直後の6回にバレンティンが4番手・三嶋から同点ソロ。マクガフが1イニング、梅野が2イニングを無失点に抑えると、9回は五十嵐がマウンドへ。雨でマウンドがぬかるむ中、四球から2死二塁のピンチを招くも、ソトを中飛に仕留めて試合は延長戦に突入する。

 すると、1死から西浦が放ったセンターへのなんでもないフライをDeNA野手陣が捕れず二塁打に。続く代打・荒木がエスコバーからタイムリー。1点を勝ち越した。その裏は守護神・石山が抑えて、ヤクルトが平成最後の日に勝利。五十嵐は2日連続の白星で、救援ながらリーグ単独トップに浮上。荒木は3試合連続の勝利打点となった。

 DeNAは前日の巨人戦で連敗を「10」でストップ。この試合も7点差をひっくり返しながら、延長では“ミス”から決勝点を献上し、再び敗れた。

(Full-Count編集部)

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