イチロー氏の“マ軍復帰”、米メディアは長期契約期待 「50歳を過ぎても在籍」

マリナーズ会長付き特別補佐に就任したイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズ会長付き特別補佐に就任したイチロー氏【写真:Getty Images】

球団から会長付き特別補佐兼インストラクターに就任することが発表

 マリナーズは30日(日本時間5月1日)、現役を引退したイチロー氏を会長付き特別補佐兼インストラクターに就任することを発表した。今後はメジャーと3Aの選手に対して打撃、走塁、外野守備を指導。レジェンドの流儀を伝授することになるが、米メディアでは「イチローがマリナーズに復帰… コーチとして」と指導者イチロー誕生を歓迎している。

 東京ドームでの開幕シリーズ、アスレチックス戦で現役生活に別れを告げたイチロー氏。球団はチームレジェンドの役職を新たに発表した。

 それは昨季5月に一度ロースターから外れた際と同様の会長付き特別補佐という肩書きに加え、「チームのインストラクター」という役職が加わった。

 主な役割はマリナーズのホームゲームの大半、3Aでも選手たちに試合前にアドバイスを送り外野守備、ベースランニング、打撃などを指導することになる。「指導者イチロー」の誕生について、米メディア「ヤフー・スポーツ」も「イチローがマリナーズに復帰… コーチとして」と特集した。

 記事では「イチロー・スズキの現役時代は終わりを告げたかもしれないが、シアトル・マリナーズとの在職期間は終わらない。チームは火曜日、スズキがインストラクターとしてクラブに加わることを発表したのだ」と報じている。

 そして、肩書きでは会長付きだが、実際にはジェリー・ディポトGM直属となることも発表されており、メジャー通算3089本安打、509盗塁、ゴールドグラブ賞10年連続受賞という輝かしいキャリアを誇る男は背番号「51」の流儀を後輩に伝授していくことになる。

 記事では「彼の野球愛を考慮すれば、スズキが50歳の誕生日を過ぎてもマリナーズに在籍することを見るのは驚きではないだろう」と報じており、イチロー氏とマリナーズの関係は長期に及ぶものと分析している。

(Full-Count編集部)

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