田中将大は4回3失点で3敗目、自身2連敗で黒星先行…平野佳寿は2ホールド目

Dバックス戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
Dバックス戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

韓国からの“逆輸入右腕”ケリーが3勝目、平野は6試合連続無失点

■Dバックス 3-2 ヤンキース(日本時間2日・アリゾナ)

 ヤンキースの田中将大投手は1日(日本時間2日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に先発し、4回5安打3失点6奪三振1四球で今季3敗目(2勝)を喫した。令和になって初登板となったが、ソロ弾や暴投で3失点。自身2連敗となった。また、ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は2番手で登板し、2/3回を無安打1奪三振と好投。6試合連続無失点で今季2ホールド目を挙げた。試合はダイヤモンドバックスが3-2で勝利した。

 田中は初回、2死からペラルタに内野安打を許すも、ジョーンズは中飛で無失点。しかし、ウォーカーに左前打、マルテにレフトへの左翼線二塁打で無死ニ、三塁とピンチを背負うと、アーメドに右翼への適時打を浴びて先制を許した。続くジョセフはスライダーで空振り三振も、ピッチャーのケリーの打席で痛恨の暴投。2点目を献上した。

 3回は3者凡退に抑えるも、4回は先頭マルテに7号ソロを被弾。後続は断ったが、5回の打席で代打を送られて降板となった。打線はその後、2点を返すも追いつくことはできず、ヤンキースは2-3で敗れ2連敗となった。

 ダイヤモンドバックスは昨季韓国のSKワイバーンズでプレーした“逆輸入右腕”のメリル・ケリーが先発し、5回まで無失点と好投。3点リードの6回に先頭ボイトにソロ弾を浴び、1死からトーレスに二塁打を浴びると、平野が登板。トークマンを92マイル(約148キロ)の直球で見逃し三振、ウルシェラは遊飛に仕留め、ピンチを脱した。

 ダイヤモンドバックスは8回にブラッドリーが1点を失うも、3-2で逃げ切り2連勝を飾った。

 田中は74球を投げてストライクは47球。防御率は3.92で黒星先行となった。平野は7球を投げてストライクは5球。6試合連続無失点で防御率3.97となった。ケリーが今季3勝目(2敗)を挙げている。

(Full-Count編集部)

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