鷹・大竹、5戦目で今季初勝利 スミ1守り7回無失点、19回1/3連続無失点で防御率0.72

今季初勝利を挙げたソフトバンク・大竹耕太郎【画像:(C)PLM】
今季初勝利を挙げたソフトバンク・大竹耕太郎【画像:(C)PLM】

楽天は先発の古川が6回1失点と粘投も、打線が援護できなかった

■ソフトバンク 1-0 楽天(2日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが、先発の大竹の7回無失点の好投で首位の座を守った。2日、本拠地ヤフオクドームで行われた楽天戦。今季4試合に先発し未勝利だった大竹が7回無失点と好投。初回に奪った1点を守り抜き、左腕は5試合目の先発登板で、ようやく今季初勝利をマークした。

 初回、1死から周東が中前安打で出塁。続く今宮が右中間を破る二塁打を放つと、ランエンドヒットでスタートを切っていた周東は一気に本塁まで生還。待望の先制点を奪い取った。

 今季初めて先制点を貰った大竹は7回までゼロを並べ、好投した。緩急を使い、内外角、低めを丁寧に突いて要所を締めた。3回1死一、三塁、6回2死一、二塁など得点圏に走者を背負っても動じることなく後続を切った。4月17日のロッテ戦の6回から19回1/3連続で無失点を続け、防御率は驚異の0.72となった。

 8回はドラフト1位の甲斐野がプロ野球記録を更新し、デビューから13試合連続無失点に封じると、最後は森が締めた。0.5ゲーム差に迫っていた楽天に辛勝し、再びその差は1.5ゲーム差に。首位の座をがっちりとキープした。

 楽天は大竹らソフトバンク投手陣の前に零封負け。得点圏に走者を置きながら、あと1本が出なかった。先発の古川は初回に先制点を奪われたが、2回以降は粘りの投球。4安打4四球を許しながら、1失点に封じる好投を見せたが、打線の援護に恵まれなかった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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