「イチロー登場」―マイナーでも“中1日”で打撃投手、地元メディアも興奮？

イチロー氏が3A本拠地に現れる、ラジオアナウンサーがレポート

　マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターに就任したイチロー氏が、傘下3Aタコマを指導のために訪れたことを地元メディアが伝えている。ラジオ放送のアナウンサーが自身の「ブログ」で「イチロー登場」と報告した。

　イチロー氏がタコマに現れたことを伝えたのは、同チームのラジオ放送アナウンサーを務めるマーク・カート氏。「イチロー登場、レイニアーズが勝利」と3日（日本時間4日）の出来事をレポートしている。

　ブログでは、イチロー氏が早朝に本拠地チェニー・スタジアムを訪れ、フィールドでの練習に姿を見せたことに言及。「彼は打撃練習で1ラウンド（グループ）分、投手も務めた」としている。

　イチロー氏は4月30日（同1日）にマリナーズの会長付特別補佐に就任し、同チームのインストラクターとして傘下のマイナー3Aタコマを含め選手指導の役割も果たすことに。1日（同2日）には本拠地T-モバイル・パークでのカブス戦の前に早速、打撃投手を務めていた。“中1日”でマイナーの打撃練習に“登板”したことになる。

　カート氏は、イチロー氏が試合も観戦していたことをレポート。そして、「彼はこのような時間を、シーズン中に引き続き時折過ごしていくことになる」と伝えている。3Aの選手たちにとっては、今後も貴重な時間となりそうだ。

（Full-Count編集部）