元広島ジャクソン、事実上の戦力外に 防御率19.29でメジャー40人枠から外れる

ブルワーズの40人枠から外れることとなったジェイ・ジャクソン【写真:Getty Images】
ブルワーズの40人枠から外れることとなったジェイ・ジャクソン【写真:Getty Images】

4年ぶりメジャー復帰も苦戦、わずか3試合でマイナー降格

 ブルワーズは5日(日本時間6日)、元広島のジェイ・ジャクソン投手をメジャー出場の前提となる40人枠から外したことを発表した。

 ジャクソンは4月29日(同30日)に4年ぶりにメジャー昇格し、同日のロッキーズ戦で登板。強打者アレナドを空振り三振に仕留める上々の“デビュー”を飾ったが、1日(同2日)の同戦では1回2安打2四死球4失点と炎上。2日(同3日)の同戦もソロ本塁打を浴び、1回2安打1失点。ブルワーズは翌3日(同4日)に、防御率19.29のジャクソンをわずか5日でマイナー降格させることを発表していた。

 この時点ではメジャー40人枠に入っていたが、5日に右腕スミスを3Aから昇格させることにともない、ジャクソンがDFA(事実上の戦力外)となった。今後、他球団に移籍するか、マイナー契約で球団に残る可能性もある。

 ジャクソンは2016年から3年間、広島でプレーして通算175試合登板、10勝8敗2セーブ102ホールド、防御率2.10と活躍。リーグ3連覇に大きく貢献した。昨季終了後に自由契約となり、ブルワーズとマイナー契約。3Aでは7試合登板で1勝0敗3セーブ2ホールド、8回2/3で無失点の防御率0.00と好成績を残し、4年ぶりのメジャー昇格を勝ち取っていた。

(Full-Count編集部)

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