鷹5連勝で両リーグ20勝一番乗り GWは7勝2敗、工藤監督「いい戦いできた」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

先頭の川島を絶賛「頼もしい限り」、4失点の東浜は「悪いというより…」

■ソフトバンク 9-6 オリックス(6日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは6日、初回に6連打などで6点を先制して本拠地でオリックスに快勝。これでソフトバンクは5連勝、両リーグ20勝一番乗りを果たした。4月27日から始まったGWの3カード9試合は7勝2敗で終えた。

 ソフトバンクは初回に先頭・川島が初球二塁打。周東の内野安打で一、三塁とすると、牽制で誘い出された周東が塁間で粘る間に川島が本盗に成功。足技で先制した後は、デスパイネの3ランなどで圧倒。2回には松田宣とグラシアルの2者連続本塁打で3点を追加した。

 試合後の工藤公康監督は、切り込み隊長となった川島を「頼もしい限りです」と絶賛。「よく相手を研究して最初から打ってくれました。(本盗も)相手のスキをついて、いいタイミングで走ってくれましたね。ナイス判断だったと思います」と続けた。

 また復帰してから活躍が続くグラシアルについても「体が良くなって(ファームで)2試合しか出てない中で上に呼んで、万全でない中で結果を出しているのは、素晴らしい集中力だと思います。それがデスパイネにも効果として表れていると思います」と称賛した。

 一方、大量援護をもらいながらも5回4失点で降板した東浜巨に関しては「悪いというより、自分の中でのタイミングを探している感じですかね。少しずつ上がってきているようには思いますが、何とか復調してほしいです。今日勝ったことでまたい週間の過ごし方も違うでしょうから、次に期待したいです」とした。

 7勝2敗で終えたGWを「いい戦いができた」と振り返った指揮官は「選手が明るく元気に前を向いてプレーしてくれている」と、選手たちの健闘を称えた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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