鷹・東浜、出場選手登録を抹消 状態上がらず工藤監督「ちょっと空けて投げさせようと」

ソフトバンク・工藤監督(左)とキャッチボールを行った東浜巨【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督(左)とキャッチボールを行った東浜巨【写真:藤浦一都】

今後の2週間は週に5試合と日程面に余裕ができる

 ソフトバンクは7日、東浜巨投手の出場選手登録を抹消した。今後も1軍に帯同しながら調整を続ける予定の東浜は、この日ヤフオクドームで行われた先発投手練習にも参加。工藤公康監督が自らキャッチボールの相手を買って出た。

 6日のオリックス戦で2勝目を挙げたものの、大量援護の中で5回4失点と苦しい内容だった東浜。開幕から約1か月半、本来の調子が戻ってこず、試合後、首脳陣は東浜の登録抹消を決めた。

 7日の投手練習後、工藤監督は「ちょっと空けて投げさせようと思います。5試合、5試合とスケジュールも少し楽になるんで。(調子を)上げている最中。急激にというのは難しいですがスピードも上がってきているし、タイミングが合った時にはいいボールを投げられていると思います」と語った。

 ここから2週間は、週5試合と日程面で余裕ができることや、高橋礼が復帰を果たすことから、再調整の期間を設けることにした。練習では自ら東浜のキャッチボールの相手を務めて球筋などを確認。ローテ投手では日本人最年長となる右腕の復調に、工藤監督も期待を寄せている。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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