126年ぶり珍記録 ジ軍の“両投げ投手”らメジャータイの1イニング4死球…

ジャイアンツのパット・ベンディット【写真:Getty Images】
ジャイアンツのパット・ベンディット【写真:Getty Images】

“両投げ”のベンディットが3死球、代わったダイソンが1死球…

■レッズ 12-4 ジャイアンツ(日本時間7日・シンシナティ)

 ジャイアンツのパット・ベンディット投手とサム・ダイソン投手が、126年ぶりとなるメジャーワースト記録を樹立した。6日(日本時間7日)に行われた敵地でのレッズ戦。5回から3番手で登板したベンディットだったが、6回に大荒れの投球となり、3死球で降板すると、あとを受けたダイソンも死球を与え、1イニング4死球という不名誉な珍記録を打ち立ててしまった。

 珍しい“両投げ”の投手としても知られるベンディット。5回から登板すると、1イニング目は無失点に抑えた。“事件”は2イニング目の6回に起きた。1死からスアレスに右投げで死球を与えると、プイグに四球、ファーマーにはショート内野安打を許し、満塁とされた。イグレシアス、カサリに適時打を浴びて3点を追加された。

 さらにペラザにこの回2個目の死球。続くファンメターには左投げに変えて2者連続の死球で押し出し。ここでベンディットは降板し、4番手としてダイソンがマウンドへ。右腕は2死としたが、ボットにこの回4つ目の死球を与え、さらに押し出し。この回3安打1四球4死球で大量5点を失った。

 MLB公式サイトも「サンフランシスコの投手が1イニング4死球のメジャータイ記録」と速報。この記事によると、1イニング4死球はメジャータイ記録。1893年8月19日にパイレーツがボストン・ブレーブスに対して与えて以来、126年ぶりの珍記録だったという。

【動画】126年ぶりの珍事発生…メジャータイ記録1イニング4死球の一部始終

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