ファイアーズが自身2度目のノーヒットノーラン達成　メジャーで今季初、史上300度目

9回無安打無失点5奪三振2四球の快投、6回には味方外野手が本塁打“強奪”の超美技

■アスレチックス 2-0 レッズ（日本時間8日・オークランド）

　アスレチックスのマイク・ファイアーズ投手が7日（日本時間8日）の本拠地レッズ戦で自身2度目のノーヒットノーランを達成した。9回無安打無失点6奪三振2四球の快投。アスレチックスは2-0で勝利し、ファイアーズは今季3勝目（3敗）を挙げた。

　ファイアーズは立ち上がりから4回2死まで11人連続アウトに仕留める快投。ウィンカーを三塁名手チャップマンの失策で出したが、後続を落ち着いて断った。6回2死では好打者ボットにセンターへの大飛球を浴びるも、ラウレアーノがホームラン“強奪”の超美技でファイアーズを救い、7回には2四球を与えたものの無失点に抑えた。118球で最終回も続投し、偉業を達成。131球を投げきった。

　メジャーでのノーヒットノーラン達成は今季初。継投での達成も含めて史上300度目で、昨年5月8日のジェームズ・パクストン（当時マリナーズ）以来の快挙となった。アスレチックスでは、昨年4月21日にもショーン・マナイアがシーズン1号のノーヒットノーランを達成。ファイアーズで球団史上13人目となった。

　33歳のファイアーズは、アストロズ時代の2015年8月21日のドジャース戦でもノーヒットノーランを達成しており、自身4年ぶり2度目の偉業。前回は9回無安打無失点10奪三振3四球の快投だった。