菊池雄星、6回に初安打許し失点 16者連続アウト、6回1失点の好投

ヤンキース戦に先発するマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
ヤンキース戦に先発するマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

初回先頭に四球を与えて以降は走者を許さず

■ヤンキース – マリナーズ(日本時間9日・ニューヨーク)

 マリナーズの菊池雄星投手が8日(日本時間9日)、敵地でのヤンキース戦に先発し、6回まで無失点と快投している。メジャー9試合目の先発マウンドに上がった左腕は5回までヤンキース打線を無安打。6回に初安打を含む2安打を許したものの、ピンチを凌いだ。

 初回、先頭のルメイヒューに四球を与えた菊池だったが、ここからが凄かった。ボイト、フレイジャーを右飛、トーレスを二ゴロに打ち取って無失点の立ち上がりを見せると、2回、3回と3者凡退に。4回、5回も3者凡退に封じて、15打者連続でアウトに仕留めている。
 
 6回も先頭のロマインを二ゴロに打ち取り、これで16者連続アウトに。だが、続くトーチマンのどん詰まりの打球は三塁の後方に落ちる二塁打に。この日初安打を許すと、続くルメイヒューの打球も詰まりながら、二塁手の頭上を超える安打となった。一、三塁となり、ボイトに右犠飛を許して失点したものの、フレイジャーは見逃し三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 マリナーズは初回、エンカーナシオンの犠飛で先制すると、3回にはハニガーのソロで追加点。4回にはムーアとゴードンの適時打で2点を加えて4点差とすると、5回にはエンカーナシオンが12号ソロを放って5点目。2勝目を目指す菊池に大きな援護を送っている。

(Full-Count編集部)

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