巨人、23安打19得点で爆勝! 阪神が貯金3、DeNAは連敗を5で止める…10日のセ・リーグは?

巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】
巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

巨人坂本勇は球団新の34試合連続出塁、3冠王に浮上

 セ・リーグは10日、各地で3試合を行い、巨人、阪神、DeNAがそれぞれ勝利した。

 巨人は本拠地・東京ドームでヤクルトと戦い、今季最多の23安打19得点を奪って大圧勝した。先発のヤングマンが4回途中5失点でKOされたものの、打線が4回、5回と2イニング連続で5点を奪う猛攻で試合をひっくり返した。4回は先頭の丸から岡本、亀井、山本の4連打などで5点を奪い、続く5回には岡本、亀井の2者連続本塁打などで5得点。7回にも田中のグランドスラムなどで8点を奪った。

 坂本勇は第1打席で中前安打を放ち、球団新記録となる開幕から34試合連続出塁を達成。4回に中前適時打、5回には右中間への走者一掃の適時二塁打を放ち、3安打4打点の大暴れで今季29打点に。バレンティンに並び、打率.343、12本塁打と合わせてリーグトップに浮上し、セ・リーグ3冠王に立った。ヤクルトは先発の小川が乱調。4、5回に大量点を失い、5回途中12安打9失点でKO。リリーフ陣も次々に巨人打線に捕まって失点を重ね、今季ワーストの19失点で大敗となった。

 阪神は本拠地甲子園で中日に快勝し、今季最多の貯金3に伸ばした。2回に西が高橋に2ランを浴びて先制を許したが、その裏、すぐに打線が逆転。1死からマルテが同点の2号2ラン。2死から投手の西が左前安打で出塁すると、近本、糸原と3連打となり勝ち越し。さらに大山にも2点適時打が出て、この回一挙に5点を奪った。西は7回7安打3失点で3勝目。中日は先発の又吉が大誤算。2回に打者10人で5安打2四球を許して大量5失点でノックアウトされ、今季ワーストの借金5となった。

 DeNAは敵地マツダスタジアムで広島と対戦し、連敗を5で止めた。初回1死から宮崎が左翼席へ4号ソロを放って先制。4回には今永自ら投手への適時内野安打を放ち、これに床田の悪送球が絡んで2点を加えた。5回には宮崎のこの日2本目となる5号ソロ、大和の2点適時二塁打で3点を加えた。先発の今永は広島打線を7回までわずか3安打2失点に封じ、今季4勝目をマークした。広島は先発の床田が5回6失点でKO。宮崎に2本塁打を浴び、5つの四球を与えるなど制球にも苦しみ、今季2敗目を喫した。

(Full-Count編集部)

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