大谷翔平、5打席目は左飛　角度良く上がるも伸び欠き、5打席無安打

前日10日のタイガース戦で復帰初安打含む2安打をマーク

■オリオールズ – エンゼルス（日本時間11日・ボルティモア）

　エンゼルスの大谷翔平投手が10日（日本時間11日）、敵地オリオールズ戦に4戦連続で「3番・DH」でスタメン出場した。前日9日（日本時間10日）のタイガース戦で復帰後初安打をマークした大谷だったが、この日は5打席目まで無安打となっている。

　オールズの本拠地ボルティモアは元祖・二刀流ベーブ・ルースの生誕の地。昨年6月の遠征時には故障者リスト入りしていた大谷にとって、この日がボルティモア初見参となった。その第1打席は見逃し三振、第2打席は空振り三振に倒れて、2打席連続三振となった。

　第3打席はトラウトが適時二塁打を放ち1点を加え、2点差となった5回1死二、三塁で打席へ。先発のストレイリーが目の前で降板となり、右腕フィリップスとの対戦となった。初球は内角への真っ直ぐがボール、2球目も内角の低めに外れてボール、3球目、低めの真っ直ぐをはじき返したが、シフトを敷いていた遊撃手のグラブに収まり、遊ゴロに倒れた。

　第4打席は6回2死一、二塁で打席へ。初球は外寄りのツーシームを見逃し。2球目は外に外れてボール。3球目は内角へボール。4球目は外角へのチェンジアップで見逃し。2ボール2ストライクからの5球目、内角の真っ直ぐに差し込まれた。ヘルメットが吹っ飛ぶ中で、打球は三塁手の正面を突いた。

　チームが5点をリードして迎えた9回1死、この日の第5打席へ。右腕のカストロと対戦。初球は低めのチェンジアップでボール。2球目、低めの真っ直ぐを打ち上げた打球はいい角度で舞い上がったものの、伸びを欠き、左翼へのフライとなった。これでこの日は5打席無安打となった。

（Full-Count編集部）