ヤクルト、青木&山田哲&バレ“不在”も連勝で首位巨人に勝ち越し 1ゲーム差に

ヤクルト・小川監督【写真:荒川祐史】
ヤクルト・小川監督【写真:荒川祐史】

巨人は坂本勇がセ・リーグ新の36戦連続出塁も…3安打で敗戦、山口が今季初黒星

■ヤクルト 4-1 巨人(12日・東京ドーム)

 ヤクルトは12日、敵地・巨人戦に4-1で勝利し、2連勝でカード勝ち越しを決めた。青木、バレンティン、山田哲が欠場する中、19歳の村上を4番で起用。打線が3回に3点を奪うと、先発・高梨が5回6四球を与えながら1安打1失点。救援陣が無失点でつないだ。巨人は坂本勇がセ・リーグ新記録の開幕36試合連続出塁を達成したが、散発の4安打1得点に終わり、連敗した。

 先制したのは巨人だった。初回、1死から坂本勇が中前打を放ち、開幕からの連続出塁記録を「36試合」に更新。1997年に金本知憲氏(広島)が記録していたセ・リーグ記録を塗り替えた。2リーグ制後の開幕からの連続出塁記録は、83年にスティーブ氏(西武)がマークした「40試合」で、坂本勇はあと4試合に迫った。

 その後、2四球で満塁となり、亀井が犠飛。巨人が先制した。

 しかし、ヤクルトは3回に先頭・太田が四球を選び、山崎が巨人先発・山口から適時三塁打。同点に追いつくと、続く雄平も適時二塁打を放ち、勝ち越した。4番・村上は空振り三振に倒れたものの、続く川端がライトへタイムリー。この回3点を奪った。

 高梨は6四球を与えながら5回まで1失点。6回はハフ、7回はマクガフ、8回は五十嵐とつなぐと、9回は梅野が抑えて2連勝。主軸の3人が欠場する中で貴重な1勝を掴み、首位巨人に1ゲーム差に迫った。

 巨人は坂本勇の2安打、田中俊の1安打、亀井の1安打の4安打のみに抑えられて連敗。先発の山口は3回5安打3失点で今季初黒星を喫した。

(Full-Count編集部)

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