「京セラドール」で「嫁入り巨人軍」 ナイツの巨人愛溢れるポスターが話題

担当者が語るナイツ起用の意図

 なぜ、このようなポスターになったのか、担当者に聞いた。

――ナイツ起用の理由を教えてください。

「京セラドームでの巨人主催試合は8年連続、ヤクルト戦は2年連続になります。昨年は“大阪のおばちゃん”を起用し、東京対決を大阪のテイストで宣伝しました。今年は逆の発想で、東京の『演芸(お笑い)』を大阪の一人でも多くの方に見てもらいたいという思いからナイツさんに依頼し、ポスターに登場してもらいました」

――昨年は「巨人らしくない」ビジュアル、「面白いポスター」という反響がありましたが。

「ナイツさんのポスターをSNSに上げてくださった方が、「巨人大阪シリーズのポスター、『毎年』おもしろい」と投稿しているのを見ると、うれしいですね」

――今回はネタをポスター全面に詰め込んだインパクトのある作品になりましたが、なぜこのようなデザインに決まったのですか?

「『選手ビジュアルを使ったかっこいいポスター』と『ナイツさんを使ったインパクトあるポスター』の2種類をデザイナーに依頼し、コピーライターさんも交えて議論した結果、『見どころを本人の漫才ネタで紹介しよう』との方針になりました」

 10~12日のTOKYOシリーズは、ヤクルトの2勝1敗。首位の巨人にヤクルトが1ゲーム差に迫った。開幕当初から上位争いをする両チームの試合の大阪開催も目が離せない。

(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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