楽天、球団初8点差逆転しサヨナラ 西武が3連勝、鷹は3連敗…15日のパ・リーグは?

西武・外崎修汰【写真:荒川祐史】
西武・外崎修汰【写真:荒川祐史】

楽天は4回までに8点差をつけられるものの、ブラッシュの2発などで逆転する

 パ・リーグは15日、各地で3試合が行われ、楽天、西武、オリックスがそれぞれ勝利した。

 楽天は本拠地・楽天生命パークで日本ハムと対戦し、一時背負った8点のビハインドをひっくり返す衝撃の逆転サヨナラ勝ちを飾った。先発の古川が4回までに8点を奪われて大量ビハインドを背負ったが、ブラッシュが4回に11号満塁弾を放って4点差に。8回にはブラッシュがこの日2本目の本塁打となる2ランを放ち、嶋にもソロが。1点差に迫ると、9回に浅村が起死回生のソロを放ち、試合を振り出しに戻した。最後は延長11回1死一、三塁でウィーラーがサヨナラ犠飛。三塁走者の藤田が、左腕で捕手のミットをかわす“神の手”ヘッドスライディングで生還した。日本ハムは石川直、秋吉、玉井とリリーフ陣が立て続けに失点した。

 西武は敵地ヤフオクドームでソフトバンクと戦い、こちらも終盤の逆転劇で勝利を飾った。2回に17号ソロ、6回には18号ソロと山川が1試合2本塁打を放つと、1点ビハインドで迎えた9回1死一塁で外崎がソフトバンクの守護神・森から左中間へ逆転2ランを放った。2番手で6回から3イニングを無失点に抑えたドラフト6位ルーキー森脇がプロ初勝利を飾った。ソフトバンクはデスパイネの2打席連続本塁打などでリードしたが、森が抑えに失敗して3連敗となった。

 オリックスは敵地・ZOZOマリンでロッテと戦い、先発の榊原が7回を投げて6安打2失点と好投。打線は3回に二ゴロで本塁を突いた佐野が生還し同点に追いつくと、6回にはマレーロの今季初打点となる適時二塁打で勝ち越した。7回に榊原が同点とされたが、8回に再び内野ゴロの間に勝ち越し。榊原は2勝目をマークした。ロッテは先発の涌井が7回6安打2失点と好投するも、打線が繋がらなかった。

(Full-Count編集部)

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