ダルビッシュ、今季最多10奪三振&383日ぶり安打 5回投げ終え2失点で勝利投手の権利

レッズ戦に先発しているカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
レッズ戦に先発しているカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

2018年4月28日の本拠地ブルワーズ戦以来、383日ぶりの安打も記録

■レッズ – カブス(日本時間16日・シンシナティ)

 カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地レッズ戦で今季9試合目の先発のマウンドに上がった。1点リードの状態で5回を投げ終え2失点で勝利投手の権利が発生。今季最多の10奪三振を奪う力投を見せている。

 ダルビッシュは初回。先頭のセンゼルに中前打と二盗を許しパスボールなどで1死三塁のピンチを背負う。ここでスアレスには甘く入ったスライダーを左翼線へ運ばれる適時二塁打を浴び1点を失った。それでも打線は2回にラッセルの2ランで逆転に成功する。

 1点リードで迎えた2回は先頭のディートリックを空振り三振、イグレシアスを中飛、グレイを見逃し三振に仕留め3者凡退。3回は先頭のバーンハートを見逃し三振、センゼルに中前打と二盗を許し1死二塁。それでもボットを遊飛、スアレスを見逃し三振に仕留め無失点。

 2点リードで迎えた4回は2死からディートリックに97.8マイル(約157キロ)の直球を中前打、続くイグレシアスに右中間へタイムリー二塁打を浴び2点目を失った。

 勝利投手の権利がかかる5回。先頭のバーンハートから今季最多9個目となる空振り三振、センゼルを右邪飛、ボットを見逃し三振に仕留め3勝目の権利が発生した。

○ダルビッシュの全投球内容

【初回】 中前打 見逃し三振 左翼線適時二塁打 二ゴロ 空振り三振(2K)
【2回】 見逃し三振 中飛 見逃し三振(2K)
【3回】 見逃し三振 中前打 遊飛 見逃し三振 (2K)
【4回】 投ゴロ 空振り三振 中前打 右中間適時二塁打 空振り三振(2K)
【5回】 空振り三振 右邪飛 見逃し三振(2K)

(Full-Count編集部)

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