元Gマイコラス、2回途中9安打7失点の大炎上 監督が指摘「直球の制球が…」

2回途中9安打7失点で降板したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
2回途中9安打7失点で降板したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

自己最短の1回1/3でKO「どの球種も制球が安定していなかった」

■レンジャーズ 7-3 カージナルス(日本時間18日・テキサス)

 2017年まで巨人でプレーしたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手は17日(日本時間18日)、敵地レンジャーズ戦で2本塁打を含む9安打7失点と炎上し、先発としては自己最短の1回1/3でKOされた。まさかの結果で今季4敗目(4勝)。マイク・シルト監督は、マイコラスの持ち味であるコントロールに問題があったと指摘している。

 初回は1安打を許しながら、無失点で終えたマイコラス。しかし、2回は先頭ギャロにエンタイトルツーベースを浴びると、カブレラは死球の後、フォーサイスに先制適時打を許した。さらに、オドルには3ランを被弾。死球を挟んで3連打で一挙4点を失った。1死後、マシスに中前打を打たれ、秋信守には右翼への2ランを被弾。カルフーンは二塁打、ペンスは遊撃内野安打で1死一、三塁とされ、ギャロには適時打を浴びて7失点目。悪い流れを止められず、KOされた。

 2回の1イニングだけで8安打2被弾7失点。マイコラスはわずか45球で降板し、防御率は試合前の3.83から1点以上悪化して4.88となった。試合を中継していた「FOXスポーツ・ミッドウエスト」が公式ツイッターで公開した試合後の記者会見の動画で、シルト監督は「直球の制球が普段通りではなく、ここのところ大変良かったカーブも今日は安定していなかった。彼はほぼどの球種の制球も安定していなかった。真ん中に投げていて、代償を支払うことになった」と振り返っている。

 カージナルスは3連敗。エースで痛恨の完敗となった。

(Full-Count編集部)

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