大谷翔平、復帰後本拠地初の2号2ランに敵将脱帽 「今年もデンジャラスなままだ」

第3打席で今季2号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第3打席で今季2号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

昨季と手術を経た今年の大谷にロイヤルズ・ヨスト監督「私には違いが感じられない」

■エンゼルス 6-3 ロイヤルズ(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地ロイヤルズ戦に5試合連続「3番・DH」でスタメン出場。復帰後、本拠地初アーチとなる2号2ランを放ちチームを6-3の勝利に導いた。試合後に敵将のネド・ヨスト監督は「今年もデンジャラスのままだ」と脱帽していた。

 大谷は2点リードの6回1死一塁で迎えた第3打席で相手先発ジュニスの初球91マイル(約146キロ)の直球を捉え右翼席へ復帰後本拠地初アーチとなる2号2ランを放った。ヨスト監督は「打たれた場面を振り返ってみると、ボールが真ん中高めに浮いてしまっている。もう少しそういう球を抑えて(減らして)いく必要がある」と、一発を浴びた右腕に注文を付けた。

 昨季は打者として打率.285、61打点、10盗塁、日本人メジャーリーガーの1年目として最高の22本塁打をマーク。投手としても4勝2敗、防御率3.31の成績を残し、ア・リーグ新人王に輝いた大谷。右肘手術を経て復活した二刀流を「私には違いが感じられない。彼は昨年デンジャラスな打者だったし、今年もデンジャラスなままだ。彼は全く怪我していなかったように見える」と脱帽していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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