大谷の珍出塁を呼んだ“よそ見”一塁手が真相明かす チーム内では“ネタ”に「楽しむよ」

ツインズのCJ・クロン【写真:Getty Images】
ツインズのCJ・クロン【写真:Getty Images】

大谷の平凡な投ゴロを一塁手のクロンが“よそ見”でスルー、日米で話題に

 日米で話題となった15日(日本時間16日)、エンゼルス対ツインズ戦で起こった“珍出塁”。大谷が放った平凡な投ゴロを“よそ見”し送球をスルーした一塁手クロンが真相を語っている。ツインズの地元紙「スタートリビューン」が伝えた。

 ツインズ先発のオドリッジが思わず頭を抱えた珍出塁。3回2死から大谷が放った平凡な投ゴロを余裕をもって一塁へ送球。一塁手・クロンはなぜか二塁方向に“よそ見”し送球に反応できずボールはファウルグラウンドへ転々と転がっていった。

 この“笑劇”の一幕についてクロンはツインズの地元紙「スタートリビューン」で真相を語っている。記事では「もちろん僕が悪かった。誰がボールを持っているのかを把握する必要がある。オドが捕球し、僕は捕球する準備ができていなかった」とクロンの謝罪からスタート。

 オドリッジが高く跳ねたゴロを処理した際に二塁手スコープも捕球動作に入る構えを見せていたが「いいや、彼は悪くない。僕が悪いんだ」と自身を責めるクロン。試合後には仲間からいじられることもあったが「慣れたよ。受け入れたんだ。クラブハウスの雰囲気をリラックスさせられるしね。この先ずっとからかわれ続けることは分かっているよ」と、今後も“珍プレー”を背負っていく覚悟を語った。

 また、ロッコ・バルデリ監督のコメントも紹介しており「恐らく我々は、このことをCJ・クロンに思い出させ続けるだろう。CJは面白い男で、自虐的だ。彼はそれについて面白がることに問題ないんだ。だから、我々は楽しむよ」と、クロンの珍プレーを面白がっている様子を伝えている。

 さらに当日の試合では頭を抱えていたオドリッジも「あれは僕が今まで見た中で最もユニークなプレーの1つだった。僕は彼にボールを投げる時に叫んだけど、手遅れだった。珍プレーとして何度も見ることになるだろうね」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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