メジャーの“バット投げ”に議論再燃 ファンは賛成の声多数「許されるべきだ」
メジャーでは挑発行為ともとられるバットフリップ
メジャーリーグでホームランを放った際に打者が行うバットフリップ(バット投げ)が議論となっている。パドレスのイアン・キンズラーは16日(日本時間17日)のパイレーツ戦の6回に逆転となる5号3ランを放ちチームの勝利に貢献。ホームランを放った際にバットを大きく放り投げる「バットフリップ」を見せた。この動画を米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の記者、マイケル・リー氏が自身のツイッターで公開し、バットフリップを支持する持論を述べた。
「もし90マイル以上の直球に対して400フィート位のホームランを打てたら、(その後)報復行為を生まずにバックフリップ(バク中)することが許されるべきだ」
リー氏はバックフリップなどの派手なパフォーマンスが問題ない行為だと認識しており、ファンもツイッター上で反応していた。
「この行為に面白さを見出す人の気持ちが全く理解できないね。(行為自体を)僕は気にしていないけど、そのパフォーマンスでそんなに野球が楽しくなるものだろうか?」
「なぜここ数年でこれがこれ程まで重大なことになっているのか、理解できない。ボンズはホームランの後に回転していた。ソーサの跳ねる行為はどうなんだ?」
「もし僕がMLBでホームランを打ったら、球場の外までバットを投げているよ」
「バットフリップも含めて、祝福してもいいはずだよ。投手をにらみつけたりしない限りはね」
「バットフリップ? それともバックフリップ? いずれにせよ、私は問題無いわ!」
「知らない人が多いけど、ホームランこそが(野球で)本当に盛り上がるとこでしょ」
「バックフリップと言うつもりなのか定かではないけど、ホームラン一周の時にバックフリップするのを是非見てみたいね」
「賛成だよ……投手は重大な場面で三振を奪ったら叫ぶじゃないか。それとバットフリップがどう違うって言うんだ」
バットフリップは投手への挑発行為とみなされ、これまで何度も議論に上がっていたがファンからは賛成の声が圧倒的多数となった。投手のガッツポーズ、雄たけびが許されるなら、打者が見せるパフォーマンスも問題ないとしているようだ。
(Full-Count編集部)