179キロ打球直撃の田中将大は軽症 指揮官「次の登板日に投げるチャンスはある」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

MLB公式も状況をレポート「普通に歩いていた」

 18日(日本時間19日)に本拠地レイズ戦に先発し、6回3安打無失点6奪三振と好投したヤンキースの田中将大投手。6回の最後の打者が放った111.3マイル(約179.1キロ)の打球が右すねを直撃して降板となったが、その負傷は幸いにも軽症で済んだようだ。

 前日の降板後には米メディアで「重大な懸念」と伝えられていたものの、一夜明けた19日(同20日)になって状況は改善された様子。ニュージャージー州最大のニュースメディア「NJ.com」はこの日のアーロン・ブーン監督のコメントを伝え、指揮官は「マサは昨日より良い感覚だった。(いつものように)普通に歩いていた。しかし、我々は次の数日間でどのような展開になるか見ていく」とコメントしている。

 さらに、次回登板に関しても、指揮官は言及。「次の登板日に投げるチャンスはあると私は思っている。それが願いだ。しかし我々は次の数日間の動きを見ていく。それが我々の意向だ」。今後、数日間の経過次第ではあるものの、予定通りのローテで投げられる可能性があるほどの症状だという。

 MLB公式サイトも、田中の負傷の状況をレポート。これによると「田中は良くなっている。ブーン監督によれば、レイズ戦が行われた日曜の朝、彼は普通にヤンキースタジアムを歩いていた。ヤンキースは次の先発登板が可能であることを望んでいるが、彼が投げられるかどうか、今週の登板間の練習を見て確認する」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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