ダルビッシュ、毎回7奪三振の力投! 5回投げ終え1失点で勝利投手の権利

フィリーズ戦に先発するカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
フィリーズ戦に先発するカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

3回にリゾの右前タイムリーで先制、1点のリードで5回を投げ終える

■カブス – フィリーズ(日本時間21日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手が20日(日本時間21日)、本拠地フィリーズ戦に今季10度目の先発。1点リードした状態で5回を投げ終え無失点で勝利投手の権利が発生。毎回の7三振を奪う力投を見せている。

 初回を3者凡退でスタートすると、2回は2死からヘルナンデスには中前打を浴びたが、ヘレーラを投ゴロに仕留め無失点。3回は先頭のフランコを右飛、続くアリエッタが打席に入るとカブスファンはスタンディングオベーションで元エースを迎えた。少しの間が空いたがアリエッタを空振り三振、マカッチェンを遊ゴロに抑え3者凡退に抑えた。

 ダルビッシュの好投に打線も援護。その裏に1死三塁からリゾが右前タイムリーを放ち先制に成功した。

 1点リードの4回もストライク先行のピッチング。先頭のセグラを捕ゴロ、ハーパーを87.9マイル(約141キロ)のカットボールで空振り三振、ホスキンスにはこの日初めての四球を与えたがリアルミュートをフルカウントから遊ゴロに抑え無失点ピッチングを続けた。

 勝利投手の権利がかかった5回。先頭のヘルナンデスに左前打を浴びたがヘレラ、フランコ、アリエッタを3者連続三振に仕留め無失点で凌いだ。

 ダルビッシュは昨年にカブスに移籍したがここまで本拠地での勝利はない。リグレー・フィールドに集まったファンに移籍後本拠地初勝利となる今季3勝目を届けることができるか。

○ダルビッシュの全投球内容

【初回】 見逃し三振 中飛 右直(1K)
【2回】 三ゴロ 見逃し三振 中前打 投ゴロ(1K)
【3回】 右飛 空振り三振 遊ゴロ(1K)
【4回】 捕ゴロ 空振り三振 四球 遊ゴロ(1K)
【5回】 左前打 空振り三振 空振り三振 空振り三振(3K)

(Full-Count編集部)

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