ダルビッシュ、6回4安打3失点で降板 1点リード守れず、一挙3失点でまたも3勝目お預け

フィリーズ戦に先発するカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】
フィリーズ戦に先発するカブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

1点リードの6回に2本のタイムリーを浴び逆転を許す

■カブス – フィリーズ(日本時間21日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手が20日(日本時間21日)、本拠地フィリーズ戦に先発し6回4安打7奪三振、3失点で降板。1点リードの6回に3失点で逆転を許し今季3勝目はまたもお預けとなった。

 初回を3者凡退でスタートすると、2回は2死からヘルナンデスには中前打を浴びたが、ヘレーラを投ゴロに仕留め無失点。3回は先頭のフランコを右飛、続くアリエッタが打席に入るとカブスファンはスタンディングオベーションで元エースを迎えた。少しの間が空いたがアリエッタを空振り三振、マカッチェンを遊ゴロに抑え3者凡退に抑えた。

 ダルビッシュの好投に打線も援護。その裏に1死三塁からリゾが右前タイムリーを放ち先制に成功した。

 1点リードの4回もストライク先行のピッチング。2死からホスキンスにこの日初めての四球を与えたが、続くリアルミュートをフルカウントから遊ゴロに抑える。勝利投手の権利がかかった5回。先頭のヘルナンデスに左前打を浴びたがヘレラ、フランコ、アリエッタを3者連続三振に仕留め無失点で凌いだ。

 だが、6回に2死一、二塁のピンチを背負うとリアルミュートに中前タイムリーを許し同点に追い付かれると、続くヘルナンデスにも右翼線へ2点タイムリー三塁打を浴び逆転を許した。

○ダルビッシュの全投球内容

【初回】 見逃し三振 中飛 右直(1K)
【2回】 三ゴロ 見逃し三振 中前打 投ゴロ(1K)
【3回】 右飛 空振り三振 遊ゴロ(1K)
【4回】 捕ゴロ 空振り三振 四球 遊ゴロ(1K)
【5回】 左前打 空振り三振 空振り三振 空振り三振(3K)
【6回】 四球 二ゴロ 四球 二飛 中前適時打 右翼線2点三塁打 二ゴロ

(Full-Count編集部)

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