日ハム、今季初4連敗で1か月半ぶり借金2 栗山監督「何か必ず理由がある」

日本ハム・栗山監督【写真:石川加奈子】
日本ハム・栗山監督【写真:石川加奈子】

楽天に敗れ4月11日以来の借金2「一人一人が役割を含めてやりきったのか…」

■楽天 5-3 日本ハム(22日・札幌ドーム)

 日本ハムは22日、本拠地で楽天に3-5で敗れた。今季初の4連敗で、借金は4月11日以来となる「2」にふくらんだ。

 リーグトップタイの5勝を挙げ、防御率1.47を誇っていた大黒柱の有原航平投手が粘り切れなかった。2回にブラッシュの右越え2ランで先制されると、4回にはブラッシュの左翼線二塁打と辰己の犠飛で3点目を失った。味方が同点に追いた直後の5回には、先頭の茂木に勝ち越しソロを許す。6回9安打5失点(自責4)で今季2敗目を喫した。

 打線は4回1死満塁から平沼翔太内野手の2点適時打と清水優心捕手のセーフティースクイズで一度は試合を振り出しに戻した。終盤にも粘りを見せたが、8回無死一、二塁の好機を生かせず。9回も楽天の守護神・松井から大田泰示外野手の内野安打と近藤健介外野手の右越え二塁打で1死一、三塁と追い上げムードをつくったものの、中田翔内野手、杉谷拳士内野手が連続三振に倒れた。

 今季初の4連敗。栗山英樹監督は「勝ちきれないのは、何か必ず理由がある。一人一人が役割を含めてやりきったのか確認しながら、しっかりやっていきます」と厳しい表情で語った。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY