大谷、9戦ぶり出番なし エ軍は球団最悪8被弾で4連敗、二刀流ウォルシュが登板

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

先発ハービーが3回途中8失点と炎上、ウォルシュはメジャー初登板で1回1失点

■ツインズ 16-7 エンゼルス(日本時間24日・アナハイム)

 エンゼルスは23日(日本時間24日)、本拠地でのツインズ戦に7-16で大敗し、4連敗を喫した。ベンチスタートとなった大谷翔平投手は、復帰後2度目の出番なし。エンゼルスは先発のハービーが3回途中8失点で降板するなど投手陣が炎上し、好調ツインズ打線に8本塁打を浴びた。

 ハービーは2回、アラエスの犠飛で先制点を献上すると、スコープに3ラン、ポランコに2ランを浴び、一気に6点を失った。さらに、3回はクロン、サノにソロ被弾。2回2/3を7安打8失点4被弾という散々な内容でKOされた。

 エンゼルスは3回にフレッチャーのソロ弾などで2点を返すも、悪い流れを変えられない。6回には3番手ラミレスがポランコに適時二塁打を許すと、続投した7回には、すでにサノに2ラン、スコープにソロと連続被弾。サノとスコープはともにこの試合2本塁打となった。その後、4番手アレンもケプラーに2ランを被弾。この回だけで3本塁打を浴び、2-14と大きくリードを広げられた。

 アレンが8回にもロサリオにソロ弾を浴び、失点は「15」に。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者はツイッターで「エンゼルスが8本塁打を許して球団タイ記録に並んだ。2005年と1996年にもやられている」とつぶやいた。ツインズも8本塁打は球団タイ記録となった。

 9回には、大谷に続く二刀流として注目を浴びるジャレッド・ウォルシュが5番手でメジャー初登板。ウォルシュは2安打1四球で1失点を喫した。今季、打撃では3試合出場で打率.333をマークしている。エンゼルスは9回にラステラの満塁弾が飛び出したものの、7-16で敗れた。

 一方的な展開となり、ベンチスタートなっていた大谷は代打でも出場せず。12日(同13日)の敵地オリオールズ戦以来9試合ぶり、復帰後は2度目の出番なしに終わった。

 大谷は20日の試合で右手薬指に投球が直撃するアクシデントがあったが、21日のツインズ戦で3試合ぶりの安打をマーク。自己最長9試合連続出塁をマークしている。今季の成績は13試合出場で52打数13安打の打率.250、2本塁打、8打点となっている。

(Full-Count編集部)

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