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左右両打席弾&連続「無視」…ハム杉谷、高校では左打ち初挑戦でサイクルの伝説も

日本ハムの杉谷拳士内野手が23日、史上19人目となる左右両打席本塁打の快挙を成し遂げた。チームでは07年セギノール以来。連敗を4で止めた立役者は「打った本人が一番ビックリしています。今年から僕は“スギノール”として頑張っていきます。グッズもつくってもらおうかな」とノリノリだった。

高校時代に初めて左打席立ちサイクル安打「前田監督も喜んでくれると思います」

 3打席連発がかかった7回の第4打席は三邪飛に倒れた。「狙いにいったでしょう。もう、いきり倒しましたよ」。そう言って笑わせた後で「ああいうところでだんだんバッティングを崩すので、明日しっかりやります」と試合後は連チャンモードに自らピリオドを打つことを忘れなかった。

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 スイッチヒッターに挑戦したのは、帝京高時代の前田三夫監督の一言がきっかけだった。高校3年の夏の大会前。「『スカウトが見に来るから左で打ってみろ』って。前田監督の思いつきです」。桐光学園との練習試合で初めて左打席に立ち、練習したことがないにも関わらずサイクル安打を放ったという伝説を持つ。プロ11年目での偉業達成に「前田監督も喜んでくれると思います」と感謝した。

 もう一人の恩師は目を細めていた。栗山英樹監督は「あまり見てなかったですね」と言って報道陣を笑わせてからこう続けた。「結果的にすごく大きいし、同じスイッチヒッターとして連続で右、左打つのはすごく難しい。拳士はいろんなことをやってくれますけど、本当に大きなものを持っているなと思いました」と称えた。

「(栗山)監督はずっと長い目で見てくれいますし『絶対スイッチをあきらめるな』という話も常にしてくれます。左右2打席で打てたのは大きな一日」と胸を張った杉谷。レギュラー奪取を誓って臨んだ今季先発出場は8試合にとどまっているが、強烈な存在感を示した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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