投は広島床田、打は阪神近本、ヤクルト村上がリード…セ新人王候補の成績は?

広島・床田寛樹(左)と阪神・近本光司【写真:荒川祐史】
広島・床田寛樹(左)と阪神・近本光司【写真:荒川祐史】

ここまでの活躍は…投手は巨人高橋も有力候補の1人

 5月23日時点で2019年度新人王資格のあるセ・リーグの選手たちの1軍成績を見ていこう。

 新人王は、原則として海外のプロリーグ経験がなく、支配下に初めて登録されてから5年以内で、投手は前年までの1軍の登板イニング数が合計で30イニング以内、打者は前年までの1軍の打席数が60打席以内の選手が対象だ。

 セ・リーグの新人王候補の成績を見よう。まずは投手。投球イニング数順。

床田寛樹(広)
8登4勝2敗0セーブ0ホールド  51回 44三振 防2.47

高橋優貴(巨)
7登3勝2敗0セーブ0ホールド  40回1/3 34三振 防2.45

上茶谷大河(De)
7登1勝3敗0セーブ0ホールド 38回1/3 26三振 防4.70

大貫晋一(De)
7登2勝3敗0セーブ0ホールド 36回 29三振 防4.25

高橋奎二(ヤ)
5登0勝1敗0セーブ0ホールド 22回22三振 防7.36

守屋功輝(神)
18登1勝0敗0セーブ2ホールド 18回2/3 14三振 防3.38

笠井崇正(De)
11登0勝0敗0セーブ0ホールド 12回1/3 10三振 防4.38

清水達也(中)
2登2勝0敗0セーブ0ホールド 10回 8三振 防3.60

矢崎拓也(広)
5登0勝0敗0セーブ0ホールド 8回 11三振 防5.63

浜地真澄(神)
4登0勝1敗0セーブ0ホールド 7回 8三振 防9.00

藤井皓哉(広)
3登0勝0敗0セーブ0ホールド 6回 8三振 防10.50

勝野昌慶(中)
1登0勝1敗0セーブ0ホールド 6回 3三振 防4.50

進藤拓也(De)
3登0勝0敗0セーブ0ホールド 5回2/3 3三振 防9.53

阪口皓亮(De)
1登0勝0敗0セーブ0ホールド 5回 2三振 防0.00

島内颯太郎(広)
4登0勝0敗0セーブ0ホールド 4回2/3 3三振 防9.64

大江竜聖(巨)
4登0勝0敗0セーブ0ホールド 4回1/3 3三振 防4.15

山口翔(広)
3登0勝0敗0セーブ0ホールド 4回 3三振 防0.00

坂本光士郎(ヤ)
2登0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 1三振 防4.50

坂本工宜(巨)
2登0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 3三振 防13.50

福永春吾(神)
3登0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 3三振 防22.50

馬場皐輔(神)
1登0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 3三振 防9.00

谷川昌希(神)
1登0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 1三振 防0.00

齋藤友貴哉(神)
1登0勝0敗0セーブ0ホールド 2回 2三振 防0.00

 広島の床田が唯一規定投球回数をクリアして5位にランクイン。広島のローテを維持。巨人高橋優も先発の一角を担う。救援投手では阪神の守屋が2ホールドしているが、それ以外にめぼしい成績を上げている選手はいない。

阪神は木浪も1軍で活躍中

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