大谷翔平「いい打席をもっと」 4打数1安打で11試合連続出塁

サヨナラ勝ちを喜ぶエンゼルス・大谷翔平(中央)【写真:AP】
サヨナラ勝ちを喜ぶエンゼルス・大谷翔平(中央)【写真:AP】

第2打席で内野安打「今日みたいな当たりがヒットになることもある」

■エンゼルス 3-2 レンジャーズ(日本時間26日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地でのレンジャーズ戦で自身の連続出塁を11試合に伸ばした。「3番・DH」で2試合連続でスタメン出場。第1打席は空振り三振に倒れたが、4回の先頭打者で迎えた第2打席で内野安打を放ち、この日は4打数1安打1三振だった。チームはサヨナラ勝ちし、試合後は「昨日も逆転されて負けたので、今日も終盤逆転されてそれをひっくり返したのは大きいと思います」と振り返った。

 初回2死での第1打席は、左腕マイナーのファストボールに空振り三振に倒れた大谷。4回の第2打席は一、二塁間へのゴロで内野安打を放った。ベースカバーに入ったマイナーとの競争に。一度はアウトの判定だったものの、チャレンジで判定が覆り、自己最長の11試合連続出塁とした。

 第3打席はマイナーの変化球を引っ掛けて二ゴロ、8回の第4打席は右腕チャベスにバットをへし折られて遊飛に終わった。4打数1安打1三振。打率は.237となった大谷は「内容的には昨日のほうがよかったですけど、そういう当たりでアウトになることもあれば、今日みたいな当たりがヒットになることもある。何がいいのかは時と場合によりますけど、いい打席をもっと増やせるように明日も頑張りたいなと思います」と語った。

 出塁は11試合続いているものの、本塁打は5試合なし。マルチ安打も8試合出ておらず、打撃の調子はいいとは言えない。そんな自身の打撃について「いろんな投手がいる中で、その間合いをしっかり、試合のレベルの中で詰めていくというのは実戦の中でしかできない。そこをしっかり合わせていくというのは、シーズンが終わるまでずっと必要なことではあるんですけど、よりいい状態を保てるように、よりいい状態にできるようにするのが大事」と見つめていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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