DeNAラミレス監督、獲得発表の左腕ソリスに期待「チームに貢献してくれる」

DeNAのアレックス・ラミレス【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス【写真:荒川祐史】

月間勝ち越しかけてヤクルト戦、相手は14連敗中も「相手のことは考えずに」

■DeNA – ヤクルト(31日・横浜)

 DeNAが月間勝ち越しをかけてヤクルトと対戦する。5月はゴールデンウイークの期間に5連敗するなど最下位に低迷したが、17日からヤクルトに3連勝するなど、最近10試合は7勝3敗で30日には約1か月ぶりに5位に浮上した。

 好調の要因は、打順の固定にある。開幕当初は1、2番が決まらず、クリーンアップも流動的だったが、最近12試合では1番・神里から宮崎、ソト、筒香、ロペスと5番までが不動となっている。ラミレス監督は「打順の役割をしっかり認識できるようになるし、準備もやりやすくなる。投手の攻め方もパターンが決まってくるし、実際に今はいい結果につながっている」と効果を説明した。

 10勝18敗の3、4月から5月勝ち越しへ、相手は現在14連敗中のヤクルトとなるが、ラミレス監督は「そういう時だからこそ、相手のことは考えずに、いつも通り自分たちの野球をやることが大事」と気を引き締めた。

 試合前には、新外国人の獲得も発表された。メジャー141試合登板の経歴を持つ左腕ソリスには、プルペン強化が期待されている。指揮官は「メジャーの経験もあるし、速い球も投げられる。外国人枠があるのでポジションを確立する必要があるが、チームに貢献してくれる選手だと思う」と期待する。

 カード負け越しなら再び最下位に転落する3連戦の初戦は、エース今永が先発する。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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