カブス主砲が異例のブーイング大歓迎宣言「僕たち全員に望んでいる」

カブスのクリス・ブライアント【写真:Getty Images】
カブスのクリス・ブライアント【写真:Getty Images】

1日から敵地カージナルス3連戦、ブライアントは1月に「セントルイスではプレーしたくない」と発言していた

 カブスの主砲、クリス・ブライアント内野手が敵地でのブーイングを“大歓迎”した。31日(日本時間6月1日)から敵地・カージナルス3連戦。「僕たち全員にブーイングされることを望むよ。良いライバル関係、激しい試合になってほしい」と望んだ。MLB公式サイトが伝えている。

 ブーイングを望むのには理由がある。今年1月。ブライアントはファン感謝イベントで「セントルイスでプレーしたい選手なんているのか? 本当に退屈だよ。よく聞かれるんだ。『どこでプレーしたい? どこでプレーしたくない?』とね。セントルイスではプレーしたくない」と発言。これに対して、カージナルスのヤディアー・モリーナ、マルセル・オズナらが反論。新たな“因縁”が勃発していた。今季初対決を前に、ブライアントは舌戦を煽るようにこう言ったという。

「マチャドがヤンキース(ファン)にブーイングされるのを見た。僕たち全員にブーイングされることを望むよ。良いライバル関係、激しい試合になってほしい。セントルイスでプレーするのはいつでもナイスだよ。たくさんの観客がいて、カブスファンも多く見に来てくれる。それが楽しいんだよ。悪くないね」

 カブスはここまで地区首位。カージナルスは首位から4.5ゲーム差で地区3位タイとなっている。因縁の対決が、どのような展開を見せるのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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