西武、高橋光→平井→増田の継投リレーで逃げ切り勝利 辻監督「よう抑えた」

西武・辻監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督【写真:荒川祐史】

高橋光は6回2/3で7安打2失点でチームトップ5勝目

■西武 3-2 ロッテ(31日・ZOZOマリン)

 西武は31日、ロッテに3-2で逃げ切り勝ちした。先発の高橋光が7回途中2失点(自責0)の好投でチームトップの5勝目。1点を追う5回に戸川のプロ初本塁打で同点に追いつくと、外崎のタイムリーで勝ち越しに成功し、そのまま逃げ切った。

 辻監督は「初回に2点を取られたけど、その後はしっかり自信を持って投げてくれた」と3年ぶりに2桁奪三振を記録した右腕の快投に目を細めた。2番手の平井は回を跨いで好救援を見せ、最後は守護神の増田が3者凡退でマリーンズ打線をシャットアウト。「平井はよう抑えた。増田もいいし、こういう試合をしていきたい」と抜群の安定感を誇る勝利の方程式を労った。

 また、プロ初本塁打が貴重な同点ソロとなった戸川がここのところ結果を残していることについて問われると「ヒットを打たないと試合に出られないという気持ちを持っているように見える。オレも必死に打ちに行っていた覚えがあるよ」と自身の現役時代の経験も踏まえて話した指揮官。初回には失点に絡む失策もあったが、「ああいうところはまだ1軍レベルではないが、これからの課題」と責めなかった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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