ダルビッシュ、投打で奮闘中! 5回まで5K1安打1失点&マイコラス撃ち犠飛で1010日ぶり打点

カージナルス戦に先発しているカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カージナルス戦に先発しているカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

敵地カージナルス戦で初回2四球から先取点献上も自ら取り返す 5回まで5K4四死球1安打1失点

■カージナルス – カブス(日本時間1日・セントルイス)

 カブスのダルビッシュ有投手が5月31日(日本時間1日)、今季3勝目をかけて敵地・カージナルス戦で先発。初回に2四球からピンチを招いて先制点を献上したが、2回の第1打席で自ら左犠飛を放って同点とした。2回以降は立て直し、5回まで1安打1失点と好投している。

 初回。先頭・カーペンター、デヨングと2者連続で四球で歩かせ、いきなり無死一、二塁のピンチを招いた。ゴールドシュミットを右飛に仕留めたが、続く1死一、三塁からオズナの右犠飛で先取点を許した。2死二塁ではウィータースを二ゴロに抑えた。

 不安定な立ち上がりとなったが、自らのバットで取り返した。2回1死三塁。マイコラスに2ストライクと追い込まれながらも、カーブを打ち上げて左犠飛とした。レンジャーズ時代の16年8月24日の敵地レッズ以来の1010日ぶりの打点。通算2打点目となった。

 2回以降は立て直した。2回はファウラーを遊ゴロ、ウォンを二ゴロ、ベイダーを一邪飛と下位打線を3者凡退に。3回はマイコラスを遊ゴロで先頭を抑えると、カーペンター、デヨングを2者連続で空振り三振。4回は先頭・ゴールドシュミットに左前打を許したものの、オズナを空振り三振。ウィータースを一ゴロ併殺打に仕留めた。

 5回は珍プレーに助けられた。先頭・ファウラーを四球で歩かせ無死一塁。ウォンのセーフティーバントで一塁・リゾは二塁へ転送。タイミングはセーフだったが、走者・ファウラーの足がベースから離れたところを遊撃バエズがタッチしてアウトとした。ウォンの二盗、ベイダーの四球で1死一、二塁としたものの、マイコラスをバント失敗の三振、カーペンターを95.4マイル(約154.3キロ)のツーシームで見逃し三振に仕留めた。ガッツポーズも飛び出した。5回まで77球(ストライク45球)を投げ、5奪三振4四死球、1安打1失点に抑えている。

 ダルビッシュは前回25日(同26日)のレッズ戦で今季最長7回0/3で12安打6失点。試合前まで11試合登板し、2勝3敗、防御率5.40となっている。

(Full-Count編集部)

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