367億円ハーパーの兄は月給21万の独立LでMLB復帰目指す 「夢を持ち続けるよ」

今季、13年3億3000万ドルの超大型契約でフィリーズに移籍したブライス・ハーパー【写真:Getty Images】
今季、13年3億3000万ドルの超大型契約でフィリーズに移籍したブライス・ハーパー【写真:Getty Images】

ブライス・ハーパーの兄ブライアンは米独立リーグでMLB復帰を目指す

 昨オフに史上最高額となる13年3億3000万ドル(約367億7000万円)でフィリーズにFA移籍したブライス・ハーパー外野手に苦労人の兄がいるのはご存じだろうか? 昨年までナショナルズ傘下2Aハリスバーグに所属していた兄のブライアン・ハーパー投手は今季、米独立リーグでMLB復帰を目指している。

「ブライス・ハーパーの兄が独立リーグでの時間を楽しんでいる」

 超大型契約を結び新天地で2019年のスタートを切ったブライス・ハーパーの兄ブライアンを特集したのは地元メディア「ラスベガス・サン」だった。

 弟とは違い左投手のブライアンは現在、29歳で昨季までフィリーズ傘下2Aハリスバーグに所属していたがオフに弟ブライスと同様にFAに。実弟が史上最高の13年3億3000万ドルの契約を結んだ、3週間後に兄のブライアンは米独立リーグ・ランカスターと月給2000ドル(約21万円)で契約することになった。

 記事ではメジャー昇格を果たせず独立リーグに移籍したブライアンについて「メジャーリーグでプレーするという夢を実現する為の冒険の中には、それなりの過酷な場面もある。今シーズンのマイナーリーグからの移籍もそれに該当することである」とし、華々しい道を歩む弟とは対照的なキャリアを歩んでいることを紹介している。

 大型契約を結んだ弟ブライスがフィリーズのオーナーが所持するプライベートジェットでスプリングトレーニング先に向かったが、兄のブライアンは契約後にラスベガスからランカスター(ペンシルベニア州)まで自家用車を運転し向かったことも言及。

 記事の中では、独立リーグでプレーすることを望む選手は多くなく、選手として“第一の選択肢”にはならないものだというブライアンのコメントを紹介。そして、「僕はここまで車を運転してやって来たんだ。音楽を大音量で響かせながら(車を)出発させていたよ。そして、ここに着いて仲間たちに会って話をしてみると、野球がもっと好きになったよ。本当に素晴らしいんだ」という思いを綴っている。

 兄のブライアンは3度のドラフト指名を受け2011年にナショナルズから30巡目で入団。2度目のドラフト指名(27巡目)だった2010年は弟のブライスが1位で指名されている。

 29歳となり今後の人生を考える時期にもきているが「確かに、現実的に考えなければいけない。だけど、僕がメジャー球団の力になれない理由が見当たらないんだ。とにかく競い合って、自分のプレーをしたいと思っているよ。ユニフォームを僕に渡してくれる人がいなくなるまでは、その夢(メジャーでプレーする)を持ち続けていくんだ」と、弟と同じ舞台に立つことを誓っている。

(Full-Count編集部)

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