ヤクルト最悪16連敗、広島5連勝、巨人は阿部400号&坂本勇劇打…1日のセ・リーグは?

ヤクルト・小川監督【写真:荒川祐史】
ヤクルト・小川監督【写真:荒川祐史】

DeNA上茶谷はプロ初完封、ヤクルトはプロ野球ワースト16連敗に「2」

 セ・リーグは1日、3試合が行われ、巨人、DeNA、広島がそれぞれ勝利した。ヤクルトは連敗が「16」に伸び、球団記録でもあるリーグワーストタイ記録に並んだ。

 巨人は本拠地・中日戦で6-5の劇的サヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。4点ビハインドの6回にビヤヌエバが同点満塁弾を放つと、途中出場の阿部が勝ち越しの今季1号ソロ。これが史上19人目の通算400号となった。9回に同点に追いつかれたものの、その裏に坂本勇が値千金のサヨナラ打。阿部のメモリアルアーチを勝利で飾った。中日は先発・清水が好投したものの、救援陣がリードを守れず、6回には満塁で登板した田島が痛恨の2被弾。1度は同点に追いついたが、最後はロドリゲスがサヨナラ打を浴びた。

 DeNAはヤクルトに7-0で快勝し、4連勝を飾った。先発のドラフト1位ルーキー上茶谷が、9回121球を投げ切って4安打6奪三振無失点。プロ初完封勝利に先制打も放つ活躍で今季3勝目を挙げた。ヤクルトは1970年8月以来49年ぶりのリーグワースト16連敗。2回に先発・清水が一挙5点を失うと、5回にも2点を追加され、打線も1点も奪えず。98年ロッテのプロ野球ワースト記録18連敗にあと「2」に迫ってしまった。

 広島は本拠地・阪神戦に7-2で勝利し、5連勝。先発ジョンソンが6回5安打1失点と好投し、自身4連勝で5勝目を飾った。打線も小窪、バティスタの一発などで援護。31日の試合で劇的なサヨナラ勝ちを飾り、5月は球団記録を更新する月間20勝を挙げたが、6月も白星スタートとなった。阪神は完敗で2連敗。岩田が5回4失点(自責3)で今季初黒星を喫し、救援陣も失点を重ねた。

(Full-Count編集部)

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