「おめでとう、コウジ!」 ダルvsマイコラスの地元中継で上原浩治氏の名が…

2017年カブスでプレーした上原浩治氏【写真:Getty Images】
2017年カブスでプレーした上原浩治氏【写真:Getty Images】

今季途中に現役を引退した上原氏、古巣カブスの中継で「この試合を見てるかもしれません」

■カージナルス 2-1 カブス(日本時間1日・セントルイス)

 今季途中で現役引退を発表した元巨人の上原浩治氏。5月31日(日本時間1日)のカブス-カージナルス戦はダルビッシュ有投手と元巨人のマイルズ・マイコラス投手による白熱の投手戦となったが、地元テレビ局の実況は「この試合を見ているかもしれません。見事なキャリアおめでとう、コウジ!」と日本人右腕を改めて称賛している。

 マイコラスとダルビッシュ――。NPBで活躍した2人の息詰まる投手戦となった一戦をシカゴで中継したのは「NBCスポーツ・シカゴ」だった。6回、1死走者なしの場面で強打者ゴールドシュミットとダルビッシュが対峙すると、実況は2017年までメジャーを沸かせた日本人右腕の話題に触れた。

「もしかすると、コウジ・ウエハラはこの試合を見ているかもしれません。最近現役を引退しました。見事なキャリア、おめでとう。コウジ!」

 日本で沢村賞を2度受賞するなど、数々の栄誉に輝いた上原氏は2009年に海外FA権を行使してオリオールズに移籍。2013年には守護神としてレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献するなどメジャーでも大活躍し、日米通算100勝、100セーブ、100ホールドの「トリプル100」を達成した。

 実況は「最後のメジャーでのプレーは2年前のカブスでした」としみじみ。カブスでのプレーは1シーズンだったが、精密機械のようなコントロールと切れ味抜群の直球、宝刀スプリットで三振の山を築いた名投手は、アメリカでも強烈な記憶を残しているようだ。

(Full-Count編集部)

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